台湾 新竹 滞在記

新竹より台湾の情報を発信します。

花蓮(ホアリエン)に行く (3) 花東縦谷公路

花蓮三日目 花東縦谷公路。ツアーバスの予定であったが帰りの列車の時間の都合でタクシーで巡る事にした。
客が日本人という事でタクシー会社が日本語の堪能なドライバーを割り当ててくれた。

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最初に向かったのは吉安にある慶修院という日本のお寺。今は吉安という地名だが日本統治時代は吉野と言ったらしい。
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台湾に来て初めて見た日本のお寺だ。
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内部も日本のお寺そのものである。
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四国出身の人たちが開墾したこの地に作った寺である。
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だから四国八十八お遍路に合わせ八十八の仏が奉られている。
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釣り鐘も日本そのものだ。

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慶修院を後にして南に向かう。今日は昨日に続いて気温が高く天気が良い。
ほとんど水の無い川。台風になると満水になるという。
奥に見える雪を冠った山は奇莱山。

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鯉魚潭。花蓮市郊外に位置する湖。
鯉魚潭は南北が約1・6キロ、東西は約930メートル。
花蓮県内における最大の内陸湖で、東側に鯉魚山があることにちなんでこの名になったが実際には鯉はいないらしい。

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湖沿いに並ぶ店。

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この後、林田山林場に向かう。
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ここは、台湾四大林場のひとつで、規模としては阿里山や八仙山、太平山など三大林場に次ぐ地位にあり、かつて「小上海」と称せられるほど賑わっていた場所。
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日本統治時代は「森坂(もりさか)」と呼ばれ、大規模な伐採作業がおこなわれていた。
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そのため日本式家屋が多く建てられた。
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当時の家屋が今でも残っている事は驚きだ。
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人が住んでいる家もあった。
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ここには木材運搬のための鉄道や索道、集材器具などの関連設備が設けられたほか、林場で働く人のための宿舎や医務室、福利社、米店、雑貨屋、洗濯屋、理髪部、消防隊および幼稚園や小学校なども建設された。当時の林田山林場はひとつの生活圏として完全な機能を備えており全盛期には四百、五百軒の民家が並び、人口は2000人あまりにも達していた。

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林田山の伐採作業は戦後も続けられ、1990年に天然林の伐採が禁止されるまで行われた。ここ10年で林場のリストラと縮小は進み、林田山の繁栄は過去のものとなり今では小さな山間の村に過ぎない。
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鉄道の廃線跡が残され、
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木材運搬車が展示されていた。

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林田山を後にして、光復郷にある花蓮糖廠という砂糖工場に行く。
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2002年、国際的な砂糖価格の長期下落およびWTOへの加盟というダブルの打撃を受け、台湾糖業公司は花蓮糖廠の80年におよぶ歴史に幕を落とすことを決定。その後、観光レジャーの方向へ発展していくこととなり、アイスクリーム販売や、製糖工場の設備を利用して蘭の花特産館を設けたりしている。
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また、ここには日本統治時代の家屋が整然と並び、大規模な日本建築群を形成している。これら木造宿舎は当時の工員たちのもので、現在も保存状態は良好。数十年の歳月を経ているが、一帯は古きよき時代の雰囲気に包まれていた。
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この花東縦谷公路のタクシーツアー、日本人の足跡を辿る旅になったようだ。
もともと日本人が多くいた土地なのか、客が日本人なので日本人ゆかりの地を廻ってくれたのか?

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光復駅近くの店で昼食。
中央がタクシードライバー、兼ガイドの李春霞さん。日本語が堪能で知識も豊富な人です。

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この後、新光兆豊観光農場に行く。三越と合併し新光三越というデパートを作ったあの新光グループのレジャーセンターだ。
入り口のローマ式門。ここだけ見て入園はしなかった。

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花蓮に戻って来て、忠烈祠に行く。
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今の忠烈祠は、日本統治時代には神社のあった場所であり、花蓮港の神を祭っていた。
民国70年(1981年)に中国北方建築様式の忠烈祠に立て替えられ、鄭成功、劉永福、邱逢甲など民族の英雄、軍人、烈士が祀られるようになった。
世界的な産地だけあって大理石がふんだんに使われている。

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李春霞さんと別れ16時30分の莒光號で花蓮を後にする。
これは花蓮駅前にあった人生訓?
二泊三日の花蓮の旅、十分満足できました。






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  1. 2011/03/05(土) 23:48:49|
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